数式におけるTeX時代の終わりとWord時代の始まり

Wordの進歩の中でTeXは終わるという意見がある。TeXのインターフェースは複雑極まり、初学者にとってさえわざわざ習得する意味があるのか?という意見を持つ方も多いだろう。それもその名のとおり、TeXは触っても意味がない。

TeXについての批判はこのページ(http://d.hatena.ne.jp/ufcpp/20100219/1266594885)に詳しい。このブログでもTeXは使わない予定だ。わざわざ数式を書くだけなのにあれほど煩雑なことをやる必要性はないし、スキルになることもない(そんなことやってる暇があったらプログラミングを独学でやっているほうがいい)。画像保存するときもWordからHTML形式に保存していけばいいだけだからだ。それで個々のページにPNG画像として保存もされるので、自然にそれを流用すればインターネット上でのやりとりもかなり簡単に済む。フォントやカリグラフィーだって、適当にインストールして適宜必要なものを取り出せばそれだけで問題はないのだ。

上記のサイトでは10の理由になっているが、本質的な問題は3の理由だろう。氏が挙げる3つの理由はこうだ。「一生のスキルにならないどころか単なるかっこつけに近い」「プレゼンはパワポ=統一フォーマットを使えた方が良い」「Wordのインタフェースは直観的で便利(TeXを追い越している)」これは本当にその通りだ。われわれが数式を美しく書きたいと思った時、必ずしも標準TeXを使うのは賢明でないのである。これはマイクロソフトも意識して意図的に組み入れた問題提起だと私は考えている。

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