哲学者・数学者偉人列伝その3「アイザック・ニュートン」

近代の合理的な数学・物理学・工学ありとあらゆる学問体系をめぐって最も重要で最も偉大な学者は間違いなく、アイザック・ニュートン(Issac Newton)である。ニュートン力学を創始し、物体の三大基本力学体系を作り上げた。また、主な業績として当然どの学生も知っているように、微分積分学を作り上げたのも重要である。世の中のありとあらゆる挙動は数式により描くことができる。それに微分積分は必須であり、避けては通れない。

ニュートンは世界で最高の功績を科学史に残したため、その歴史の研究・ニュートンその人の研究もまた盛んである。彼は錬金術や神学にも多大なる興味を抱いており、その近代的な自然科学の合理精神とは相反するものだと見る者もいれば、それは十分道理にかなった結果だとみる論者も多数いる。昨今、心の哲学や意識やニューロンの発火現象をめぐって、さまざまな斬新な理論が組み入れられているのもこのニュートンの変人さがあってこそだという現代の学識者も多い。その立場は三者三様であり、彼の神秘的な学問としての業績と、純粋な科学的な精神の発露しての功績はあまりにコントラストが大きいようにも思えるし、そうではないとインスピレーションを得る者もいるのである。

微分積分学における功績は日本の数学者、関や同士であったライプニッツとの論争が(今の数学史の歴史研究にあっても常に)絶えないが、主要な功績がニュートンの創始したものだということは明らかであると基本的には理解してよい。それは重力加速度の問題も含めて、科学史においての仮説的な試みであり、デカルトなどの哲学者とは考え方が一線を画したものであったという論拠はある。それまでにない科学のありかたをニュートンは求めたのである。対数スケールで科学者を評価したランダウによればニュートンこそ最高の科学者であったといい、次点にアインシュタインなどが位置したという。

ニュートンはケンブリッジ大学のトリニティカレッジで学びここにニュートンの恩師も多数いた。現在もイギリスにこの厳重に警備されたキャンパスはあり、同門の後輩として理論物理学者のスティーブン・ホーキングなどがいる。なお、主著である「プリンピキア」は現代の重力問題を取り扱う際に再考してみてもとても難解であり、ブライアン・グリーンやスティーブン・ホーキングなども講演に使用したことがあるといわれる。

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