これならわかる国際政治:南京事件をはじめとして中国の言い分は本当にないのか?

最近は、尖閣諸島をはじめとして中国に対する批判が国内でも大きくなっています。中国の高官が日本の戦争責任をいまだ追及するのはやはりそのエゴもある(人民の不満を外的要因にそらす目的)でしょうが、本当に中国の言い分はないのでしょうか?櫻井よしこが言うように、本当に南京事件はなかったのでしょうか?30万人という数字はありえないにせよ、と経済学者の池田信夫先生は言います。そしてなにより明確なのは池田も言うように「もうひとつの南京大虐殺」があった(http://agora-web.jp/archives/1651012.html)という歴史的事実です。

日本では東京大空襲や原爆投下で戦争犯罪がアメリカにあったとする事例が昨今大きくとりあげられていて、都知事になった、小池百合子さんもかつて「原爆投下は戦争犯罪」といっていました。だが、一般的に知られていないことを池田は取り上げてくれています。池田によれば日本軍による重慶爆撃は証拠もあり、また多数の民間人を大量虐殺した戦争犯罪だといっているのです。さらに、追求して東京大空襲などのアメリカの戦争犯罪同様、重慶爆撃がこれに重なったとする説を客観的事実により提唱しています。

日本においての戦争犯罪で有名なのは731部隊です。この部隊は戦後東京裁判で裁かれなかった。被差別民族を対象にしたバイオ的な生体実験をした結果、その実験データをアメリカ軍に引き渡したから裁かれなかった。これほどおかしい戦後の事後裁判があるでしょうか?こういうことを考えてみると中国や韓国の言い分は歴史的に見てまったくないと言い切ることは”できない”のです。無論彼らがやっている領土侵犯は許されるものではないですが、このように知らない事実が教科書に書かれておらず、中立的立場としての教科書の役割がまったく日本にはないというのがわかります。

授業というのは小中高等学校であれば、史実中の知らない事実を伝えること。また、ジャーナリズム的に見てこれは妥当なことであって、それに沿っていない日本の教科書はおかしいという意見はあながち間違いではないです。ましてや歴史教科書の件など矛盾だらけです。現代史においてもあいまいな答えしか載っておらず、とてもではないが、中立公正を標榜するバランスのよい教科書にはなっていないのです。少なくとも日本で右派が無差別爆撃である東京大空襲を批判するのであれば、教科書に割く割合もまた、重慶爆撃にも適用すべきであって、さらにいえば、東京裁判もあいまいにして書かずにパール判事の意見や731部隊のことも逃げずに学生に伝えるべきなのです。

このように客観的な検証が求められる点で日本はまだまだ甘すぎることがわかると思います。中韓を批判すればそれだけでなにか棚から牡丹餅のように出てくると思ったら大間違い。

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