子供のための文化思想論説:マイクロソフトと独禁法の関係

https://www.youtube.com/watch?v=m_2m1qdqieE

マイクロソフトというソフトウェア会社をみなさんもご存知だと思います。実はこの会社、パソコン用のOS開発で世界首位です。ご存知ウィンドウズで知られる会社です。コンピュータはハードだけじゃ動きません。だからそこに基本ソフトを入れる。それが世界で最も画期的だったGUIを備えたウィンドウズでした。ですがこれっていわゆる独禁法に触れることがありました。じゃそもそも、独禁法ってなに?さらになぜマイクロソフトが問題にされたの?それをご説明します。

MS(マイクロソフトの略称)は実はインターネットエクスプローラー(IE:インターネットブラウザの主要な一種とされる)をウィンドウズに乗っけて販売したことがあります。実は、これがとても米国の公聴会で問題視されたんですね。なぜでしょう?ここで独禁法すなわち独占禁止法の説明が要ります。日本国内ではそのように言われていますが、そのアメリカ版もありますので、それを説明しましょう(リンク先の動画ではビルが追及されてる様子が12もの長時間にわたる分割動画であpされています)。

独禁法とはアメリカでいういわゆる反トラスト法ということです。トラストというのは企業の占有シェアの保護のためのことを表し、反トラストというのは、独占市場を形成することを禁じている意味合いのある法律です。MSが問題視されたのはIEをウィンドウズに乗っけて売るということが独占市場形成に基づく違反行為だといわれたからです。これにビル(MS創業者)は反対しています。こういうこともあってからか、MSの評判はあまりよくないです。「お前ら金儲ける上に独占市場つくってさらにシェア占有しようとしているな」ってわけです。

こういう独占市場とかカルテル(簡単にいえば談合)系のことを規制するのが独禁法の役割です。この傾向は大体は日本でも強いんですけど、さらに欧州では強いです。だから欧州ではMSに対する風当たりがすごいです。そもそも「本来あるべき市場とはある程度のシェア争いがあってこそなりたつ競争状態にある市場のこと」を言います。だからそれに反することはしてはいけない。アメリカでもそれは同じなんですけど、MSは政治的判断で許容されました。

なぜかっつとそれはMSぐらいでっかい会社になると、分割したりつぶしたりすることでの弊害が大きすぎるんですよね。上の動画はビルが公聴会で追及されている様子です。アメリカに経済的にも社会的にも貢献しているので、それはアメリカでは少なくとも規制の範疇に入れないということになったんですね。ちなみにトラストに対してさらに厳しい欧州では完全にシャットアウトされたそうです。動画でビルは泣いていませんが、トヨタの社長はリコール関連で公聴会に呼ばれて泣いていましたよね。これが実はアメリカとか欧州その間にいる日本、その市場システムに対する理解の度合いの違いを如実に表しているわけです。

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