マジで恋する書籍レビュー:「2ちゃんねるはなぜ潰れないのか?」西村

『「2ちゃん」開設者 ひろゆき氏vs橋下徹SP』というテレビ番組をみて思ったことですけど、あんまり深くないですねこの番組は。あくまでエンターテイメントとして成り立っている印象を受けます。蓮舫さんがゲスト回のときもあったけど、あくまでうすい番組内容になっていると感じます。でも、橋下さんもひろゆきさんも頭がいいなぁ~と思いました。

現状、日本で民事訴訟が起こって、賠償請求ができたとしても強制執行の賠償金の取り上げは原告側が指摘しないとダメなんですよね。だからひろゆきは電子掲示板関連で訴訟が起こっても数円しか国内口座に残しておかないわけで、そもそも訴訟を起こす意味合いがないということはあると思います。民事訴訟起こしても意味がない状況をひろゆきは作っているわけです。国外に資産を移転させておくというのはひろゆき流に言えば一流のマネーロンダリング(しかも余裕で合法範囲内)の方法なんでしょう。

主に広告収入がしっかりとしているからという理由があって、あとは著書なりの論理力が際立っていて、これはネットを解釈するうえでは重要な資料になっているように感じます。この後ひろゆきは続編を書いて、「僕が2ちゃんねるを捨てた理由」として出版されていますが、これは読売が書いたように実は譲渡先のシンガポール法人はペーパーカンパニーになっているそうです。だから氏の意見や意向が今後どのようにつながっていくかっていうのには興味があります。が、続編のこっちはあんまり評価が高くないようです。

ひろゆき自身は実は中央大学の心理学科出身なのでこのあたりの機敏、すごく俊敏なんだなということを感じたまでです。また番組内では杉村太蔵さんがなんとかいっていますが、これもエンターテイメントのありかたとしては許容の範囲内なのではないかなと思いました。別段、彼がタレント活動をしていても特に問題には感じません。そんなわけで本書はネットビジネスで切り開いたものがあるという点では、”ひろゆき思想”理解のための参考書として使えるまでではないでしょうか?限定的なものだと思います。

marikoi

ここの主筆・共同管理人。ぶっちゃけ狂人。

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