子供のための文化思想論説:築地市場の欠陥を暴いたのは共産党員―第五インターナショナルと特徴

築地市場で盛り土が行われなかったことを暴いたのは実は共産党のかたです。共産党のかたも同じようにこのことをアピールしているようで、共産党のいいところが出たなというのが私の個人的見解です。今回はそれについてちょっと書いてみます。

共産党というと高齢層をはじめとして暴力のイメージがあると思います。確かに治安関係者をはじめとして共産党についての評判はあまりよくないというのがネット上でもよく語られていることです。しかしながら、共産党員の情報処理能力はきわめて高いものがあるというのは識者の中では事実。よく共産党の収入が高いということが知られていますが、これは新聞機関紙の赤旗のおかげです。ただし、NHKのグラフチャートは実は純収益ではなく、純収益にすると小さめの党ということもまた事実です。要するに純利益にするとそれほど強い収益力をもつものではないのです。政党助成金も違憲として受け取らないのでこの様子はけっこう貧相です。

ですが赤旗はやはり情報処理が高い新聞ですので他政党のかたも情報収集の一環としてしっかりと購買しているということです。田原が言っていましたが、赤旗をとる自民党員も自民党議員も多く、共産党vs他政党のような傾向はかつてのものとされています。田原いわく「共産党と自民党のかたなんか仲いいですよ」って言ってました。共産党員の中には小説家や芸術家も多いです。抑圧されてきた歴史があるからだ、とするのが一説です(ついでに言っておくと三島は「楯の会」作るときに自民党が献金するっていう話を持ち出してきましたが断っているそうです)。

こういった情報処理能力が高い共産党員のかたですが、この傾向は国際的にもいえます。いまインターナショナル(第五インターナショナル)が欧州にありますが、これはトロツキストというかたが中心になって結成されました。トロツキストというのは、ソ連でスターリンではなく、トロツキー(世界革命派)が実権を握っていたら共産主義は世界でうまくいっていたとする持論をもつひとたちです。トロツキーは世界で共産主義革命を起こせば、共産主義は成功していたと主張していた当時のソ連のインテリです。

インターナショナルのホームページは有名で、学者などがかなり頻繁にURLを示して論文とかいろいろ執筆することで知られています。共産主義といっても一枚岩ではなく、多様な革命理論があるわけです。ローザ主義だとか日本なりの革命派とかいろいろとあって、彼らは頭の回転がかなり速いですね。ミヤケンがなくなられたときも中曽根さんが参列していましたから、昔のような共産党が暴力主義だとかそういう固定概念を100として取り入れるとあまりよくないわけです。むしろ彼らはいい面もある。それを多面性としてほかの政党にも適用する権利を彼らは主張しており、それらは理性とか反理性とかを考えて彼らなりに精緻に分析した結果の思想なわけですね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA