サルでもわかるゲームレビュー:「DOGOS」真の360度”全方位”シューティング

全方位シューティングってのは難しい。というのも方向性をゲームごとに的確に付加させなければならない。今、Steamで全方位シューティングとタグ検索するといわゆるふつーの縦軸形式のシューティングも出てくる。てかそれが、本来の全方位シューティングのありかた。ただ、そこに回転軸とかを巻き込んだのがこのアルゼンチン産の「DOGOS」。360度のシューティングで回転できる「軸」を持つシューティングだ。

RとLスティックの操作性を完全に活用しきって、360度のシューティングとなっているこのゲームは実はかなり出来がいい。同じデヴェロッパ前作はくそゲーオブザイヤーにノミネートされるぐらいのゲームだったけど、そんなに出来は悪くなかった。だがその展開の失敗をうまく織り込んでスピード感覚を失うことなく、発展的に問題を解消している。そんなくそゲーですかね前作も?私はいいバランスしてると思うけど…。

例えば、高速で突っ込まないとビーム壁にやられるとか、のろのろしてたりすると相手の特殊電子攻撃(食らうと速度が遅くなったり、コントロールが反転したりする)とのコンビの追跡弾でぶっつぶされたりする。だから行くべきところは特攻して、旋回攻撃すべきところで旋回して、特殊攻撃の親玉を先にぶっ潰す、ちまちまいくとか慎重さが意外に求められる。決断力と新規要素がうまくコンビになっていて、従来のシューティングでは味わえないシステムを完備しておる。だから、単純な弾幕ゲーでもなく、高度な技術が必要とされるわけではなく、地味な面と派手なデザインがかなりいい色を出している。特に最近のシューティングにしては絵柄とかデザインセンスが際立っていて、収入がみこめないシューティングの市場でこだわりを十分感じるぐらいクオリティは高い。

残機とライフ制の組み合わせが、自分に設定されていて、そのあたりの兼ね合いもまたいい感じのバランス。条件をアンロックすればいくつかの武器もアンロックされる。特殊攻撃もあって、これはステージ上の条件分岐で手に入る強力なもの。例えば、レーザーとか追跡ロケットとか。ボス戦もあってこいつもなかなか歯ごたえがあるばかりかやはりかっこいいデザインの機動戦艦とかと戦える。軸が360度にあるから真の意味での”全方位”シューになっておる。ストーリーはありがちだが、まあうすっぺらさもあるけどそれはこの手のゲームジャンルだからまったく問題ない、好印象。

ローカライズパブリッシングはクロスファンクションが手掛けていて、日本展開は決まっていたような感じ。別にローカライズされなくても十分楽しめるから価格やすくして、ついでに言っておくと箱は北米直轄にしていいと思ったんですけど。XB1はコンテンツが少ないから、ぶっちゃけローカライズはいいから、もっともっとリリースラッシュをかけてほしいってもんだな。

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