特集記事:オックスファムは左翼か?

オックスファムが取りまとめたレポートが話題になっている。ピケティの理論を強く受けたようなレポートで、資産比でとりまとめたデータになってはいるが、はたしてこれは妥当だろうか?オックスファムはそもそもオックスフォード大学の教育関係者が設立したNGO(非政府組織)だが、おそらく知的水準はきわめて高く、その分析能力も際立っているのは自明だが、大概ある種のテクストにいくつも内在する矛盾があるように、そういうような昨今の評論と同じくして批判も大きいものがあるというのが現実らしい。このあたりあたって、なぜオックスファムが批判されるのかをこの記事で見ていきたい。

やはりこういったNGO/NPOは左翼系に属する格差是正系統の支援を受けているという批判はある。いくつかWikipediaに掲載されている(https://en.wikipedia.org/wiki/Oxfam#Criticism)からそこから批判の概要を追っていこう。トニー・ブレア政権に近しいというのが前提で、これはNGP/NPOという立場上、感覚的には理解できる。そのほかにこういった事例が報告されており、データに関してすごく解釈が身勝手であるという批判は的を得ているように思えた。

・イギリス労働党に極めて近いスタンス
・国際的な大組織主義への変貌
・パレスチナ問題をはじめとする外交批判
・広告商業主義への回帰
・課税をめぐる疑惑
・2016年の1%理論は先行研究に基づく

特に最後の以前のアニュアルレポート(今回話題に上げているレポート以前のもの)である1%理論”オックスファムリサーチ”についてはタイムがしっかりと追っている(http://time.com/money/3675142/oxfam-richest-1-wealth-flawed/)。杜撰なのはデータの取り扱いで、やはりデータをテキストマイング(未知の知識を探る方法論)のように扱う事はこの分野では不可能だろうから、やはり批判は大きい。この分野では山形浩生や矢野浩一が指摘するように(http://cruel.hatenablog.com/entry/20150213/1423801812)そもそも格差とは何なのか?ということを前提条件にきわめて慎重に論議しないと結論は出ない。

私も考えたがやはりオックスファムは比較的左翼であり、大概、国際的な大組織であり、国家各国への支部を持ちすぎているという論には同意できる。慈善活動をすればこういった経緯はあったり、ある種汚職まではいかないとも事件みたいな事例も確認できる。国際問題に携わる以上こういった批判は大きいものがあるのは仕方がないといえる。そもそも平和賞受賞者であるマザー・テレサにでさえ昨今は批判が大きいものがあるから、もっともこの「オックスファムへの批判」もありていな部分論になっているのも見て取れる。

とにもかくにも、貧困や国家社会が「許さらざる範囲の格差」の是正、本来のその責務をしっかりとオックスファムが果たしてくれることを望んでやまない。ちなみにCNNが伝えるとおり上位は…

ビル・ゲイツ・・・MS
ウォーレン・バフェット・・・投資家
カルロス・スリム・・・メキシコの携帯王
ジェフ・ペゾス・・・Amazon
マーク・ザッカーバーグ・・・FB
アマンシオ・オルテガ・・・ZARAで知られるブランド王
ラリー・エリソン・・・オラクル
マイケル・ブルームバーグ
・・・元ニューヨーク市長

となっている。たしかにアメリカ人が多くて、カルロスとオルテガ以外はみな米国出身だが…いやぶっちゃけみんな才能もあって、しかもしっかりと怠らず働きまくる努力家でしょ…しかもこの上位8人は高等教育をまったく受けていないものも多いように思えてならんわ…。このリサーチには個人的には同意できないかなぁ…。

marikoi

ここの主筆・共同管理人。ぶっちゃけ狂人。

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