サルでもわかるゲームレビュー:【デスモフモフの挑戦】「ネコネイビー」【Steam審査通過!】


↑カナダ人にも大好評…。こういうゲームは配信者とかの横への繋がりがあるからこそだと思うよ。

デスモフモフのチャレンジ精神がとうとう市場に到達した。これまで見なかったほどのカジュアルデザインのシューティングゲームである「ネコネイビー」(http://deathmofumofu.sakura.ne.jp/game/neko_navy/)が完成し、Steamでの配信が決定的となった(http://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=841557259)のだ。当然Steam配信審査には通過した上での有料のリリースだが、一方でフリーバージョンの「コネコネイビー」まで各種フリーゲーム紹介サイトに登録配信されるというギャグタッチのフランクさが、デスモフモフらしくかなり好感触だ。私もデスモフモフデヴェロッピングの支援として毎月¥500だけEntyで支援しているが、この達成感は支援者としても半端ない気がする。個人事業がこれだけの軌道に乗るまでの苦労は絶えなかっただろうから、私はこころから拍手し応援している。

本作ネコネイビーは、夜空に舞うネコが主人公という異色のシューティングゲーム。コミカルな敵をなぎ倒していくための難易度はその画的デザインとは裏腹に非常に高く、イージー設定でも十分鬼畜な場面が続出。小さなレイアウトの画面から次々と繰り出される弾幕を、自キャラもとい自ネコをうまく操作、いかにして怒涛の弾幕攻撃を回避克服するかというテクニカルな部分のあるシューティングだ。そういう意味では、大味の部分・小味の部分が両方凝縮されているシューティング。特殊回避行動はボムシステムによるもののみというシステム削減を極限まで突き詰めてきた。いくつかのネコ種を操り、夜空を駆け巡るネコ新星を目指せ!

このシューティングゲーム、ネコネイビーは決して大作ではないどころか小さめのコンパクトなゲームだ。だが、要点を抑えたゲームバランス、感触のいい音楽、システムの簡素化に裏付けられた確かなステージデザイン、そしてなによりもフランクな画的ゆるキャラデザインによって、”カジュアルさ”という面での深さではどのシューティングにも負けないゆる~めの設定が確かに存在する。日本発のシューティングゲームでSteam配信されているものもそれなりあるし、独立系開発の最高傑作とも評される「ディアドラエンプティ」もそのうちに入るだろうが、空を自由に舞うネコの魅力はどのゲームにも通じえないオリジナリティがある。

ただ、ディアドラ~が史上最強のゲームであるという国内レビューがある一方、海外の目の肥えたユーザからは酷評されていることを見るところ、このネコネイビーがどれだけレビューアーの目に納得性あるエンターテインメントとして映るか、それはかなり厳しい問題ではある。とはいえ、新規性のあるシューティングということで、私は文句なしの満点をつけたい。混迷するシューティング業界で、次に何を目指すべきかという指標を作った”功績”は大きい。

今後はデスモフモフの大作をぜひ見たいと、そう思わされるだけの、それだけの技術が培われつぎ込まれた秀作だろう。おそらく配信価格は安価に収まるだろうから、そういう意味でもありとあらゆるシューファンにはぜひ買っていただきたい。

シューティングの未来を切り開く新星は、実は空飛ぶネコなのかもしれない…。

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