サルでもわかるゲームレビュー番外編:【伝説の】ゲームセンターみかど【ゲーセン】

※みかどTwitter(https://twitter.com/babamikado)より画像引用

みなさんはゲームセンター「みかど」をご存知でしょうか?最初、歌舞伎町でオープンしたものの、高田馬場に移転した経緯のあるゲーム界きっての伝説級のゲーセンです。このゲームセンターではYouTubeなどでアーケードゲームの自称世界大会配信をしていて、事実上の公認なのかどうかはわかりませんが、いわゆる”アーケード(筐体のことじゃなく古いレトロ系のことね!)のほうの”格闘ゲームの収集家店長が運営している店です(OBSおにたまこと寧氏と同じ路線だと思う)。なぜレトロ格闘アーケードに近しいのかというと、その理由は「新しいゲーム筐体は高すぎて買えないから」だそうですw。

とはいうもののこのゲームセンターは超マニア中のマニアの中では日本のみならず国外でも有名であります(海外のゲーム誌などで「伝説(いわゆる”レジェンド”)」と報じられたこと!もある)。確かに大局的にはEVOをはじめとするいわゆるe-Sportsのありかたとは一線を画しているところです。そもそもEVOも有志がインディーっぽいところから始めたゲーム大会で今では世界最強のゲーム大会として有名。発祥とか歴史の経緯はファンが始めたとか小規模なイベントからという点では似ているものの、結果(アウトプット)は少なくとも経済的には違ってしまいましたね…。ご存知ゲーセンは廃りなくなっていって、EVOなんかはイベントとして特化したためその人気度は最高を極めています。私の近くの遊戯店もなくなりましたし。

みかどやEVOはじめとする大会に見れることしてやはり共通しているのは「時代の流れ」です。オンラインゲームの浸透やアケコンの進歩、PC演算処理能力の画期的な進展が近年のゲームシーンの革新として挙げられると思います。結局のところ、アーケードは高価高額になり、内容も家庭版含め、失敗を繰り返して欧米の格ゲーの発展に対して遅れをきたしています。ただ、EVOも自宅でも見れる(Twitchなどのオンライン動画配信で…)のにそこに競技制を見出して一大イベントとしてかなり大成功していることや、みかどの特異なレトロ格ゲーの独自路線も、その発想の転換とかイノベーティブなあり方ってのは微妙な差異であるという見方もできると思います。例を挙げると、同じようにツイッター(驚異のフォロワー1万!)を今活用してるってのもありますね。

さて、近年新しいゲーム筐体も高付加価値が極めに極めて、おそらく筐体ひとつ当たりの値段は暴騰しまくっていてSEGA直営だとかフランチャイズ系だとかそういう店舗ぐらいしか買えなくなってしまっていることは事実。ですが、このゲームセンターみかどはやはりその方向性がいい意味で、あっちを向いています。新しい筐体を買えないからこそできることがある!というわけです。それが過去古代級wの筐体のコレクションで大会を開いたり、それらの大会の様子や攻略情報を配信したりして、レゲーのいいとこどりして、実に素晴らしい企画をいっぱい出していることです。今、終わってる現代の日の丸格ゲーに絶望したファンたちが集い今日もみかどは元気いっぱいです。やっぱ日経が同感のような評論(http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20150309/1063029/)を出していますねwこういうところはNHKと似ているwwwデジタル時代のゲーム産業発展の経緯はこの記事のとおり、現代の勝ち組負け組と興亡の様相が似ているところ、違うところもあって、かなり興味深い論考がデジタルゲーム論の範疇でできそうではありますが。これが孔明による弱者の兵法すかね…。

いや、竹中平蔵が言うように昔の日本のゲームってのは輝いていたんだよな、と…そうだけはある種の寂しげとともに思うところです。

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