特集記事:【W杯ソチ大会出場決定記念】なんでゴールキーパーが直接フリーキック蹴るんだよwww

日本が井手口選手のスーパーミドルでWカップ出場決めたと聞いて。

さて、みなさんはレネ・イギータ(René Higuita)というコロンビアのゴールキーパを知っているでしょうか?時は南米サッカー最盛期、アルゼンチンが南米のみならず世界のサッカー界の頂点に立っていたときのことです。そのときにイギータはコロンビア代表として正ゴールキーパの座についていました。これは、当時のアルゼンチン(Wカップ優勝候補)を圧倒して勝利したコロンビアの、その国のゴールキーパの話です。

このゴールキーパはサッカーのファンタジスタ、すなわちテクニック主体の個性派(つか個性的過ぎるw)ゴールキーパでした。南米リーグで長年活躍し、たびたび中盤まで走りラインを上げて戦う。こういうゴールキーパはこれまでかつてのサッカーでは考えられないものでした。フリーキックまで蹴る、自己流のボールテクニックだけで相手のフォワードをぬいて駆け上がる。そういうプレイスタイルを持っており、また、驚異的な精神力を持つために読み合いに強く、PK阻止率では歴代最強とまでいわれた選手です。

世界で最強のゴールキーパといえば旧ソビエトのレフ・ヤシン(Lev Yashin)が選ばれることが通説なのですが、このゴールキーパだけはレフ・ヤシンとは別格とされます。特にフリーキックで決めるゴールキーパとしてはパラグアイのチラベルト(José Luis Chilavert)が有名ですが、このチラベルトよりももっと攻撃的なキーパだと思います。こういうゴールキーパはまったくもってサッカーの歴史の中で見当たらないため、ご存命の今でも彼のことを「伝説」という人は多いです。キーパの立場から攻撃を積極的に組み入れたため、ある意味では時代を超えたゴールキーパだったのがこのイギータです。今でもそれが”通例”とはいわないまでもこういった攻撃的なゴールキーパの存在は非常にインパクトのある事例であると認識されるにいたったのが、このイギータに始まるチラベルトにつながるまでのサッカーゴールキーパ選手の潮流なのです。

さて、今イギータは母国コロンビアのサッカー指導者として活躍しています。ついでに言っておくとチラベルトは社会問題に強い関心を抱き、ベンチャー企業を作って母国パラグアイのために活躍しているようです。チラベルトなんかはW杯で名言ありましたよね。チームメートに「生きたサッカー」を与える存在がイギータやチラベルトといったPKやフリーキックを蹴る、ゴールの守護神であった彼らでした。

「さあ、泣いていないで立つんだ。俺たちはサッカーでは負けたが戦争で負けたわけじゃない。」
1998年W杯ジダン擁するフランスに決勝トーナメントで負けたときのチラベルトの言葉(ソース:産経ニュースhttp://www.sankei.com/sports/news/140618/spo1406180071-n1.htmlより)

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