特集記事:池上彰は単なる馬鹿なのか?『MITは「理系バカ」が役に立たないと知っている』

よく池田が池上のことを馬鹿にしているとか書く奴いるけど、そういうやつこそ池田のこの記事これを読め。池田は同記事でこのように言う。

池上さんのような解説は、これからテレビが老人メディアになるにつれて、ますます重要になるだろう。世の中は最先端の知識だけで動くわけではなく、大衆の基礎知識を引き上げることはそれ以上に大事だ。実はこどもニュースを見ていたのは子供ではなく、大人だった。せめてあれぐらいの基礎知識をすべての政治家がもてば、日本の政治はかなりよくなると思う。(上記URLより引用)

池上は東工大の教授とこんな話をしている(たしかに池田の論理で矛盾点がないわけじゃない=例えば日本の文理分離の問題とか…)。日経のその記事を簡単にまとめてみた(かいつまんで書くとこういうことになるので、登録めんどいちゃいうひとにとって「大体内容の想像はつくなー」ぐらいにまとめてみた)。

・まずひとこと。日本の大学教育はすでに終わってる。
・学位学歴だけ得て教養を得ようとせず学ぶ姿勢を叩き込む機会すらないからだ。卒業=学習終了www
・受験勉強がピークであり学部で勉強していない。ロンダと言われる大学院進学もむこう(米)では当たり前。
・米でロンダするということは学歴そのものを得ることではない。実力となる生涯にわたる教養を身に着けることである。
・国際会議では教養を披露する日本人が少ない。バックグラウンドとなるもの、すなわちリベラルアーツがないからだ。
・MITでは理系馬鹿は不必要。遊び心と創造性こそイノベーションの源泉。

だから東大の経済学研究科の例のお方の修士論文が2ページだったりするわけで。あっちでは予習が不可欠でこれがないと授業の単位すら取れない。その分量がハーバードやスタンフォードクラスになると1コマで100ページにもなる。それ以下の大学でも予習に時間を最低10時間程度割かないとダメなぐらいみっちり勉強させられる。日本の教育システムには基礎がないどころか、MITで実践されてきたこともない。いたずらごころに対する許容・創造性・海外での武者修行・ライティング&プレゼンテーション能力…。こんなんTEDをみりゃ一目瞭然だ。アメリカの知識層はこれだけのライティング能力とプレゼン能力が普遍的にあるわけだよ。日本が科学で永遠に米国に勝てない理由がここにある。オバマもニクソンも有名大学の出身でなかったが努力して這い上がってきたのだ。

リベラルアーツを馬鹿にするやつに創造性はない。もちろん十把一絡げにして日本の大学や日本人を批判するつもりはないが、文理ともに身に着ける教養力がない人間に発想の転換はない。ましてや脳科学・心理哲学・意識の問題といったHOTな内容に踏み込む余地はそういうタイプの人にはないと池上は対談で主張しているように思われる。池上のことを「馬鹿なジャーナリスト」と断ずる方はそれなりの教養をお持ちだからこそそのようにいうのだろうが、池田も言うようにこういった教養に対する向上心やスタンスといった点では池上とでほぼ同じことを言っているように感じる。確かに池田・池上の双方がすべてにわたって論理的な議論の折り合いつくわけではないが、池上の言っていることにはそれなりの説得力があるのも事実だ。

集団的自衛権に関する安全保障関連法案について、自身が賛成か反対かを明らかにしていなかった。その理由として、自身の影響力から自身の意見によって世論がなびいてしまうことがあれば健全ではないからだとしている。

Wikipediaより引用~

The Liberal Democratic Party included Ikegami as a potential candidate in a poll to determine potential candidates for the Tokyo gubernatorial election, 2014, but Ikegami told the Nikkan Sports tabloid that he had no interest in running and that he had already agreed to cover the election for the Tokyo MX television station.

Wikipedia英語版より引用~

俺はこれが常識的なジャーナリストのスタンスや模範だと思うし、そういう意味でも国内の大学で改革進めて成功しているのは東大じゃなくて東工大だと思う。

んでMITの学章っていまだに本と金槌なわけよ。

marikoi

ここの主筆・共同管理人。ぶっちゃけ狂人。

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