エンタメ特集:やっぱりTPSは面白い!「GoW」新三部作・「Ghost Recon Wildlands」ウォーモード・「Sunset Overdrive」新作・そしてPUBG…

やはりTPSはやっていてかなり面白いゲームジャンルだ。GoWは安定の面白さだし、シングルもマルチも「スペック」は兼ね備えている。こいつは4/5/6とナンバリングが続くだろうしクロスプレイも柔軟、やはり期待できる。ゴーストリコン新作はウォーモードだけしかやっていないが、これはこれでいい。UBIが過去作で培った技術が埋め込まれていて、芋ってるだけでは勝てないようになっている。それはもう五年ぐらいたつサンセットでもなぜか妙に同じ感触だ。なぜTPSはFPSよりも初心者向きなのだろうか?ある程度練習すれば、かなり戦えるよう誰でもなれる。これはなぜだろうか?

私もゴーストリコン新作のオンプレイをやっていて、ようやっとKやAをとれるようになってきた。レシオをあまり気にしないところもいい設計だし、Aimがある程度あえば、体力設定やその他のもろもろのゲームバランスに意図せず戦略を考慮に組み入れることができる。GoWとゴーストリコンではまったく毛色が違うのにこの理由はどこにあるのだろうか?その第一の理由として挙げられるのが、FPSよりも別視点、すなわち三人称の格好でゲーミングするために「プレイそのものに流動性がある」というところだ。

例えば、GoWはどちらかというと過去の解釈に基づけばスポーツ的だし、ゴーストリコン新作はステルス系なタクティカリズムが求められるのに、「求められるゲームのスキルがかなり近しい」のだ。これはFPSよりもずっと顕著である。FPSは体力バランスへの配慮・武器の強化・立ち回りとなによりも圧倒的なAim力が必須になり、こちらはシビアなものがオンで仲間の足を引っ張らず貢献するにあたり求められるのだが、実は「TPSは客観的な主観をゲームバランスに持ち込む必要があるゆえ、かなり初心者でも共通するスキルを磨ける」のだ。これはかなり魅力的だ。TPSがFPSよりも優れるマクロな理由だろう。

狭い・ミクロな理由としては、「立ち回りのスキルがAim力よりも(FPSと比べたときに…)求められる」ということがありえる。例えば、GoWでは立ち回りのスキルがAimよりもずっと重要だし、その動きの俊敏さや機敏さが求められるレベルのレンジがでっかい。ゴーストリコンでもそれは同じで、Aim力を立ち回りでカバーできるっていう点がやはりある。マクロな第一の理由に差し戻すと、要するに「スケールがFPSよりもずっとおおざっぱで誰でも慣れやすい」のだ。このあたりの違いはずいぶんと感覚的なものに寄ってはいるが、(ブリズのオバオもインジャスティス2も工夫が施されてる分たぶんこのあたりの意識がある)オンゲーで初心者がいまから活躍したいのであれば、CSみたいな純粋な伝統的FPSやカプコンに代表される和製の格ゲーではなく、欧米製TPSをお勧めするのは現代のゲームの基本なのかもしれない。

ちょっとテクニカルな話が続いて、混乱させるようだが、よーするにTPSは欧米ゲームシーンの転回点かもしれない、ということだ。ここから派生していくゲーム事業は未来があるような気がする(オバオやインジャスティス2の簡易的なゲーム設計もこのあたりの暗喩があるからだというのが私の意見だ)。和製格ゲーもこのあたりを意識して、かつての栄華を取り戻すたの、サムスピlikeな工夫例があると、復活の兆しがみてとれるかもしれない(たぶんDBF:ドラゴンボールファイターズもココ意識から必然的に出てきた)。クロスプレイやキーボードマウス周りの整備やXB1でPUBGが出てきたりするのはこのあたりのセンシティブなプレイ感覚に意図されるものがあるのではないか?というのが持論だ。

唐突な意見だが、こういったレンジの広いゲームシーンに追いつくため欧米のゲームに倣って、はやく市場を北米解禁して、日本では不調なXB1も巻き返ししてほしいと思う。このあたりは、結局のところシングルのみのサンセットも同じような感覚があるし、うわさされている続編でもこのあたりを間違いなくバランス的についてくるだろう。ゲームシーンの楽しみ方は、広く浅く、しかしながら中級以上のスキルをもって、程度の良いバランスのとれた「お遊戯」があると次回大作への期待も膨らむってものだ。そういう「つなぎ」の感覚を持ちながら、上達を意識して、(仮にプロではなくても)アマチュアなりの楽しみ方があるんでは?その象徴がTPSというシステムであり、第一視点と第三視点との絡み具合の複雑さを解決するきっかけかもしれない。誤解を招くことを懸念する上でいうけど、ゲハで争うのではなく、単純にゲームで楽しい時間を過ごすのは時間の無駄遣いだとは思わん。そんときは「ゲハで争うことはなくなる」のだ。

もちろん、オバマ大統領はそれでもゲームを嫌うかもしれないけどね…。

画像はhttps://doope.jp/2010/0514611.htmlより引用